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仙台 - 酒田・本荘線(せんだい - さかた・ほんじょうせん)は、宮城県仙台市と山形県酒田市・秋田県由利本荘市を結ぶ高速バスである。 国土交通省東北運輸局に登録されている公式な路線〔東北運輸局管内の高速バス (国土交通省東北運輸局)〕としては「仙台 - 鶴岡・酒田線」と「仙台 - 本荘線」の2路線に分かれているが、ここでは便宜上同一記事内に記すこととする。 各路線とも全座席指定の予約制。但し、一部の区間は乗降制限付きで予約無しの利用が可能である(#乗降制限を参照)。 == 概要 == かつて、仙台市と庄内地方との間の旅客輸送は、仙山線経由の「月山」あるいは陸羽東線経由の「もがみ」といった直通の急行列車が担っていたが、仙山線の高速化などに伴い「もがみ」が廃止され、「月山」も運行区間が庄内~山形駅間となり直通列車はなくなった。このため、仙台と庄内との間を行き来する際は、山形駅で乗り換えをしなければならなくなり、不便を余儀なくされた。 このような中、1989年(平成元年)から 庄内交通と宮城交通が、仙台と庄内地方との間で直通の都市間バスを運行開始した。運行開始当時は国道48号・山形空港経由であったが、山形自動車道の延伸により山形道経由となり、山形交通(当時)も参入、同時に寒河江市・西川町にも停留所が設置された。その後も増便や山形自動車道のさらなる延伸に伴う所要時間短縮などにより、仙台~庄内間の移動は列車からバスに完全に移った。2002年(平成14年)には宮城交通・庄内交通・羽後交通の3社により、仙台 - 本荘線の運行も開始されたが、仙台 - 鶴岡・酒田間の利用も可能であるため、実質的には仙台 - 鶴岡・酒田線の別系統というとらえ方もできる。 なお、2000年(平成12年)頃には、早朝便で仙台に行き、PHSを片手に買い物をして最終便で庄内に戻る女性たちが「ショウナイガールズ」と呼ばれるようになるほど庄内地方の若い女性にも浸透している様子がマスコミにも取り上げられている〔「ショーナイガールズ、仙台・中心商店街に出没中」(河北新報 2000年9月30日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台 - 酒田・本荘線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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